Q&A


Q&A

病院併設の利点を生かして、治療前後の時系列の生体試料収集と時系列の臨床データのリンクを可能とした新しいバイオバンクです。例えば化学療法を受ける患者様の場合、治療開始前に加えて、治療開始1, 3, 5, 12ヶ月後にも血液の採取を行っています。また万が一のバックアップとして検体の一部は外部の専門施設に管理を委託しています。現在は、医学的な健常者、非癌領域のサンプルも収集保管しています。

【保管試料】
全血/全血DNA/血漿/血漿DNA/組織(内視鏡生検、手術材料)/PBMC/胸水/腹水/尿/健常人

提供依頼者のニーズに応じたオンデマンド型の収集も行っております。お気軽にお問い合わせください。

医療開発、臨床研究、製品評価などに使用されています。
医療開発では、非臨床の段階から臨床開発に進む前にヒト生体試料を用いた詳細な検討を行い、ヒトでの病態の理解、創薬シーズの有効性の事前評価などへの利活用が考えられます。
これまでの実績については下記リンク先をご覧ください。

生体試料利用の流れとしては、①提供依頼②提供の合意③契約④倫理審査④提供⑤利用となっております。詳しくは下記リンク先をご覧ください。

払出し本数や必要な臨床情報、倫理委員会の日程にもよりますが、ご依頼を頂いてから約2か月~4ヶ月ほどとお考え頂ければ思います。

KBBMが窓口として京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンターと連携し、目的にかなう生体試料ならびにこれに附随する臨床情報のご提供に向けたお手伝い(倫理審査、契約、試料に係る諸手続き、等)をさせていただきます。また、生体試料分析について、出資企業が有する遺伝子解析や臨床検査、専門分析技術のご活用を含めたトータルサポートをご提案します。

一般的なCRO業務をはじめ、検体関連業務(採取キットの作製から搬送、保管管理まで)、臨床検査や生体試料分析業務をサポートします。アカデミアの皆様の多様なご要望に合わせて試験全体のフルサポートから特定業務のサポートなど、最適なサービスをご提案します。

がんオルガノイドは、これまでに大腸、肝臓、膵臓、食道、乳腺、肺、胃、卵巣、子宮等の臓器のがんで作製報告がされています。
我々は、患者由来の腫瘍組織から、高い成功率でオルガノイドを調製する技術力を持っています。また、培養可能な状態で腫瘍組織を凍結保存することが可能です。