BIMSの機能概要
BIMS(Bio-resource Information Management System)とは将来への医薬品・治療技術の開発のために患者様の同意に基づいて生体試料の採取、試料の前処理、保管払出しの全ての工程を管理するために京都大学医学部附属病院クリニカルバイオリソースセンターが新しく開発したシステムで以下の特徴を有します。
- 各採血ポイント毎の予定(計画)の作成工程と実施情報の抽出・入力工程をシステム化することにより、人海戦術による業務工程を削減することができます。
- 管理画面ダッシュボードを機能毎に設計することにより、担当業務に必要な情報の閲覧、入力、確認等を効率的且つ確実に業務遂行を行うことを可能とし、業務の効率化を図ることができます。
- 患者様の各種診療情報と生体試料を連携させた生体試料のリソース管理を遂行できる機能を装備することにより、バイオバンクへ保存後の生体試料の有効活用に寄与することができます。
BIMSの機能とシステムとの連携概要
新CBRC生体試料保管作業の中核となる 『BIMS』 は必要な情報等を定期的に他システムと連携
- KING連携 ・・・10分間隔で電子カルテ情報を取得します。
- KING連携 ・・・採取計画立案の際に、BIMS操作時に患者・同意の最新情報を取得します。
- SATS連携 ・・・BIMSで検体到着の処理時に検体IDを連携します。
※SATS(Sample Tracking System)[検体管理システム]とは、検体管理業務のトータルサポートソリューションです - BRAHMS連携 ・・・BIMSで処理CASEを入力時に処理CASE情報を連携します。
※BRAHMSとはこちら - 採血管準備システム連携 ・・・採血管システムでの検体処理時に処理時刻を検体採取時刻として連携します。
- CyberOncology連携 ・・・がん情報、問診情報を1回/日で取得します。
※CyberOncology®とは、電子カルテ等への入力を支援するシステムです。詳しくはこちら
